このレビューはネタバレを含みます
アスーのパートが唯一明るい部分なのに、死亡フラグっぷりに普通に見られない。
孫文自体の思想は後の世代の私達からするとかなり流動的でかつ偏ったものではあるものの、当時の人達からすると存在がシンボルであり、絶対に護り通すものだったのでしょうね。
映画自体はそういった部分ではなく、アクションに重点が置かれた作品のようです。
あの手のこの手で襲ってきます。
臭豆腐なんて袋叩きならぬ袋滅多刺し……
そして死ぬ人が全員死んだらさらっと終わります。
人形は?スーの婚約者は?生き残り組のその後は?
個人的に一番感動したのは警部の「行ける所までは一緒に行こう」という言葉。
そこまでのシーンで職責と友情で葛藤する警部がぶわっと溢れ返ってきました。