カカオは薬。チョコレートは人生の幸福。
以前視聴。だがチョコの美味しそうだった記憶しかない💦 再視聴で意外にテーマ深いと知った。
ある田舎町にふらりとやって来た親子がチョコの店を開く。不思議な雰囲気のヴィアンヌと魅惑のチョコにより村人は自身の欲望に気づき解放を味わう。一方、頑な村長の嫌がらせはエスカレートしていくが、、。彼がチョコまみれで頬張るシーンはクスッと笑える。
最後の神父のキリストに準えた人間性を語る説教が印象的。
『人間の価値とは何を禁じ、否定し、抵抗し排除するかでなく、何を受け入、創造し、誰を歓迎するか』
ラストには彼女の放浪の意味がわかった。
再視聴で観る観点・響きが違って面白い作品の一つだった
No.1108