Jimmy

ブック・オブ・ライフのJimmyのレビュー・感想・評価

ブック・オブ・ライフ(1998年製作の映画)
2.5
世紀末のニューヨークに降り立ったイエス・キリストを描いたハル・ハートリー監督作。
出演者はハートリー作品の常連なので、見慣れた俳優多い。ハートリー監督夫人の二階堂美穂さんも出演している。

1999年12月31日のニューヨークで「世界が終わる、人類が滅亡する」と嘆く男を中心に綴られた映画だが、ちょっと実験的作品っぽくて、自分には合わなかった。
映像面では、スライドさせてボカシたり、光でボカシたり、ピント合わせずにボカシたり…とボカシた映像が本当に多い。また、斜めの構図、カラー映像に時々まざる白黒映像など、全体的に実験映画の趣き。

たしかにハートリー監督作『フェイ・グリム』などでも斜め構図はあったが、これは全体的に様々な方法で実験的すぎて、面白いとは思えなかった。
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