ブルジョワたちの奇妙な日常を、毒の効いた風刺を交えながら軽やかなタッチで描いた映画🎬
とても笑えるコメディでした、笑
何かしようとするとじゃまが入る、笑
色々と話がごちゃごちゃしていますが、
結局は、ルイス・ブニュエル監督のブルジョワジーに対する批判映画ですね!
ブルジョワジーは、特に何かしている訳ではないのに、生活が成り立っている。
何の目的もなく無為な日々を過ごしていることを揶揄しています。
途中、時々、周りに何もない真っ直ぐな「道」を6人のブルジョワジーで歩く画面が出てきます。
「道」=「人生」
曲がってもいない平坦な「道」を「死」に向かってゆっくり進んでいく…。
ブルジョワジーの人生は何の意味もなさないといった皮肉、批判を描いた作品。
ルイス・ブニュエル監督の映画の中で、言いたいことが一番伝わる映画かな?