ルイス・ブニュエル作品は初めて。もっと観たかったけど忙しくて最終日に滑り込み。
ずっとちょっと面白いのが続く。カメラワークがぬるっとしているので飽きない。
夢の中の夢、過去の話、それらが縦横無尽に繰り広げられるので超展開が続く。ある種今敏みたいな風味があった。
地味な天丼が何度か繰り返されてくすっとしてしまった。ずっと合わないタイミングとか、さらっと裏切って来る感じ嫌いじゃないよ。
シュールレアリスムの文脈に乗っているのはなんとなく知ってたけど、アングラ的なノリ（シュールなことに甘えてしまって自己満足に堕している）は感じられなかったので好感度高い。これくらい軽いノリで日常を時空に飛ばしてくれるのは嬉しい。
また何作か観たいなあ。次はいつなんだろう。
