このレビューはネタバレを含みます
名画座2本立てで鑑賞。
アニメだと結構多い印象がある田舎昭和ノスタルジー物。
作画は独特だけど気合入ってるし、ヒロインは可愛いし、雰囲気もよい。
…のだけどイマイチストーリーがしっくり来ない。爺さんがヒロインの生きる気力を戻す為の仕掛けだったのかしら。偶然というには事件の関係が深過ぎるし、でもそこまでする理由が少なくとも本編中ではわからない。
大掛かりな仕掛けの割には目的がないというか「カラフル」みたいに主人公が問題を抱えてるようにも見えない。爺さんの気まぐれといえばそれまでなのだけれど。
単純に生死の境界の世界で奇跡が起きたと考えるのが一番なのかな
タイトルになっている虹色ほたるは特に主人公が何かしたわけでもないのに助けてくれるっぽいのも不思議。アフターケアしに来てくれたのかしら、ちょっと気が利きすぎじゃない?
あと祭りの走るシーンはちょっとアニメータの自己満足が過ぎると思った。