だら先

HELLO WORLDのだら先のネタバレレビュー・内容・結末

HELLO WORLD(2019年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

全体的に微妙な出来。
ストーリーに関しては特に難解なところは無かった。仮想現実の多層構造ネタは定番なので最後の1秒でひっくり返るとかは宣伝に使わないほうが良かったのではないかと思う。
一番不満だったのは演出面で、君の名はの影響を受けたんだろうなあという挿入歌や劇伴を強調したシーンがあちこちに見られるけれど、これが全然上手くいってない。イエスタデイの使い方とかタイミングを合わせる気も感じられないし楽曲の主張の強さに対して画面が負けている。
戦闘シーンについては本を振り回すという見た目の微妙さもあるけれど、敵の狐面の描写に脅威が全く感じられないので迫力に欠ける。最後の巨大化した敵の触手の先に目が付いてるデザインの安っぽさには苦笑した。
回想シーンの長さやシーンの繰り返しも含めて全体的にテンポが良くなく見ていて気持ちよさが足りなかったかな。
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