虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜の作品情報・感想・評価

「虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜」に投稿された感想・評価

YouTubeの無料公開で鑑賞。

とにかく、田舎の自然の背景の描写が素晴らしく美しい。ちょうど同じような田舎の実家で鑑賞したので臨場感が高まりました。

ストーリーは、ずっと低音というか謎めいた感覚が続いた印象。ストーリーというよりは美しさを楽しむ作品でしょうか。

キャラクターのキャラデザ、作画は好みは分かれそうですが、個人的にはリアルで繊細な背景描写とのコントラストが面白く好きでした。

このレビューはネタバレを含みます

「わき見運転の車が突っ込んできたんですって」
「ほかにも巻き込まれた子がいるとか」
「男の子が亡くなったそうよ」
序盤の9秒間、聞き逃すと困る。

画が綺麗
声の出演の方々が良かった
好みの別れそうなキャラクターのデザインは
手抜きでさえなければ大概のものは平気

そもそも荒唐無稽な話なので言っても仕方ないことだけど
最後に気づいた描写入れるのはいくらなんでも…
と思ってたら原作にはないそうで
KIYOKO

KIYOKOの感想・評価

3.6
音楽すごい良いなーと思ったら松任谷夫妻が関わってて納得。

小さい頃に見ていたら心に残るものになったかもしれない。

映像的には思い出のスケッチブックのようなものを目指してたのだろうか。

線少なめでアニメーションしやすく設計されたキャラデザと鉛筆のようなタッチで描かれるアニメは独特な味わいがある。

ただ常に動いてるくらいふにゃふにゃしてるのでもう少し止まってるところも欲しかったかもしれない。

虹色ほたる以外は彩度が低めに色づくりされていたから、色彩面ではメリハリがあり、ラストのホタルが押し寄せる部分が際立ってて良かった。
kirio

kirioの感想・評価

3.6
YouTubeの無料公開にて
なんとなくタイトルは知っていたが、ここまで手の込んだ作品だとは知らなかった

東映アニメーションの漫画原作なし、児童向け長篇として
「ワンピース」や「デジモン」を支えたスタッフによって制作された

物語は「ぼくの夏休み」のような哀愁漂う、少年の夏休みと現代の自分をつなげる形になっている

一番魅力的なのは作画
3DCGに頼らない手書きのアニメーションを重視し、全編通して鉛筆のタッチを思わせるようなものになっている
キャラクターのデザインや背景などもそれに合わせたものになっている
シーンによっては意図的な作画の崩し方によって、感情に訴えかける

「最高の夏休み」を探検するのに最適な一品
平成初期のユウタが謎の老人によって昭和52年にタイムスリップ。
しかしながらよくあるジェネレーションギャップを楽しむというよりは田舎の夏休みを懐かしむような気持ちにさせる。
何故か町民たちにすんなりと受けれられるユウタ、サエコの不可思議な存在、現代に戻らず昭和に残るユウタ、盲目になったサエコ、など若干意味不明な設定が多くハテナマークが付きまとった。ファンタジーだからスルーするしかない。
絵のタッチも筆で書いたような、初期わさびドラ映画の質感なので好みは分かれそう。ヌルヌル動いて軟体人間のようだった。
こめい

こめいの感想・評価

3.5
レイアウトやキャラクターデザインなど世界観の表現が良く、ゆったりとしたテンポ感だが絵の力で画面に飽きさせないようになっていた。

田舎やあの時代の一面的な部分しか描いていないように見えて懐古主義的に感じた。

タイムスリップの設定や主人公と周りの関係について端折られすぎて話の流れが分かりづらく感じた。
ヴレア

ヴレアの感想・評価

1.9

このレビューはネタバレを含みます

今日までYouTubeで無料公開されていたので鑑賞。原作既読。

最初に一番駄目だった点を言います。
この物語で一番重要なのはホタルで、特に虹色ホタルというのは特別なものである。なのにその言い伝えやどのような力があるのか全然説明が無い。
また、一部原作の設定が無かった事になっているのが残念。

キャラデザ的には線の太いタッチで描かれており、「日本昔ばなし」かよ!って感じで古臭く感じたが、昭和を舞台にした物語であるのでこれはこれで良いのかもしれない。
一方で背景に関しては実に細かく描かれており、とても良かった。

先程昭和を舞台にしたと言いましたが、原作では明確に何年頃なのかは示されてなかったが、映画ではしっかり昭和○○年と示されていた。
物語的にはほぼ原作通りなのですが、なんだろう、いまいちテンポが悪いというか、全体的に演出が下手だったわ。
かと思えば急に感動的な音楽を鳴らして絵のタッチを劇画調にする演出とか振り幅が広過ぎて謎にシュールだった。
それと、主人公の背負っているものを最初に明確に提示して居ない為、原作を読んでいないとその人物像を掴み辛いのが残念に思えた。
そのせいでさえの重要な秘密が分かるシーンであまり衝撃を味わう事が出来ない。
さらに原作では元の世界に戻ると出会った人との記憶を忘れてしまうという設定だった。だからこそあれだけ切なくて泣ける話だったのに、その設定が無くなっているもんだから、ラストシーンで全く感動出来ない。
特に原作を好きな人には全くオススメ出来ない作品だ。
古き良き昭和の夏🎐
ケンゾーの息子がユウタの帽子を被ってるシーンは静かに心にくる。
家に山間の一つの集落の写真があって、ダムに沈んだ村だと昔教えて貰ったことがある。
ダムが出来て多くの人が救われた背景に、生まれ育った故郷を失った人がたくさんいるんだと改めて感じ、とても悲しくなりました。(作文)
muscle

muscleの感想・評価

1.0
大平晋也もすべてを破壊する脚本のヤバさ。

星空を見て綺麗と言う系のアニメ(企画主導のアニメには死ぬほど多い)、というか何かが提示されて「きれい……」となる脚本は基本疑ったほうがいいと思いますわ。きれい、というとき既に綺麗なものは提示されている。きれい、と言う2秒の間観客は言葉を奪われて痴呆になることを強制される。
ミュートしてみたら5.0。というか作画MAD以外ではじめてちゃんと見たけどこんなに酷いとは思わなくてビックリした。

このレビューはネタバレを含みます

夏を感じたくて鑑賞。

東映さんよ、本気でコレは子供向きなのか?

確かに今を生きることに僕らは必死になっていって、社会はより良い姿に変わっていっているのだけど、夏休みとは農村に住む子供にとって、その辺を駆け回っては川遊び、夏祭り、虫取り、トマトやきゅうりをかじって、花火を見に行くそんな時間のことだったっていうのを婉曲的に教えてくれる。

夏休みの中で描かれる温かな愛についての話かなと。

ただ過去に固執する物語ではなく、過去を伝えると共に場所や人や時間に翻弄されるタイムトリップものでもある。

そして、ダム建設で消えゆく村の顛末を追った作品でもある。
ちょっとこっちの方が古いはずなんだけど、「君の名は。」を思い出させるところも所々あった。

脚本が練られているからなのか、子供では理解に苦しむのかもしれないと思わされるシーンがあったし、キャンディーズが「暑中お見舞い申し上げます」を歌っていたり、主題歌にユーミンが起用されていたりと、所々抜きん出ている映画。

中でも特筆すべきなのは、本作のアニメーションとしての優性。クライマックスシーンでそれが際立つのだが、初めはクセを感じる作画だと思わざるを得ないが慣れてくると、そこに作り手の根源的な魂を感じ、登場人物のデザインもいい意味で魅力的になりすぎていないからこそ、そこに大きく魂を感じた。

所々子供向けだと感じる場所もあったが、失われゆく田園の夏、消えてゆく記憶の中で会えなくなるかもしれない別れ、そういうものに胸を打たれてこの評価。

やっぱり事故で何かの被害を負ったヒロインは元の世界に戻ったら片目が見えなくなってる設定になってたんだろうな。そういうところの説明がはっきりしていないところが、一義的に子供向けとは言い難い。
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