アナ

ヘラクレスのアナのレビュー・感想・評価

ヘラクレス(1997年製作の映画)
4.1
この時代(ディズニールネサンス後期)の作品好きなんだよなー。
目立たない傑作の一つ。意外と曲はどれも有名。

ギリシャ神話ものだけどギャグ要素が多くテンションも高く、全編を通してゴスペル。

なんといっても一番魅力的なのはヒロインのメガラ!ヒロインなのにハデス(敵)の手下として登場する異色キャラ。

メグは、過去の恋愛に傷心を抱えて、恋に臆病になっているディズニー初の大人なヒロイン。もう男は信じられない、あんな思いもう嫌って言いながら、キュートなワンダーボーイ(ヘラクレス)に惹かれてしまう。

ハデスの指示に従ってはめるつもりで接近したのに!あれ、ちょっと、タフで可愛いじゃないって。あれれ。策士、策に溺れる。

そんなメグの恋する気持ちを認めないI won’t say I’m in love(=わたし恋してるなんて言わないから) は、幼い頃に観たときは意味なんて全然わかってなかったんだろうけど、いま聴くと、はぁーーーーーーこりゃ参った降参!ってなる。

一見クールで釣れない女を振舞ってるんだけど、実は一途で繊細なんだよ〜〜メグ〜幸せになってくれ〜〜

工藤静香の気だるくて甘い声が絶妙なのでぜひ吹き替えで。

ラストシーンのフィルには泣いちゃう!

もうこれ20年前の作品になってしまうんですね、驚愕。何十回観てることやら。
ヘラクレスのフロート出てきてもいいと思うんだけどなぁ〜〜多分あんま知名度ないから...
敵のハデスは毎年秋にシーで活躍してますね(Villains’ World)。持ち歌がないから冥界デスラップを刻んでます。毎晩磨くのは、歯ですとか言わせてます。ハデスも抜け感あるヴィランズで最高なんだよな〜
アナ

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