怒髪猫なんじゃった

座頭市血笑旅の怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

座頭市血笑旅(1964年製作の映画)
3.8
『座頭市』series第8作目🎬です。


甲州路を駆けていく駕籠が渡世人一味に襲われ、赤ん坊を抱いた女が殺された。

市の命を狙う博徒たちが、市が乗っているものと人違いして襲って殺してしまった。


自分の身代わりになった母親の為に市は十六里先の宮木村にいる父親の元に、赤ん坊を届けようと決心するのだった。


市を亡き者にしようと付け狙う刺客たち、そしてこの隙に名を挙げようと市を狙う渡世一家衆・・母親の怨念が乗り移った怒りの座頭市の仕込み杖が唸りをあげる。


座頭市(勝新太郎)と掏摸の女(高千穂ひづる)との赤ん坊を介しての束の間の男女関係が好い・・異色作でもある。