座頭市血笑旅の作品情報・感想・評価

座頭市血笑旅1964年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

3.9

「座頭市血笑旅」に投稿された感想・評価

勝新太郎 主演の「座頭市シリーズ」26作中、第8作目

まだ勝新も若く角刈りでヒゲも無い頃の市が新鮮

座頭市シリーズは特有のどんよりした世界観があるが、今回は赤子が絡む事でややホッコリさせられる

人間不思議なもので、激しい動きが必要な殺陣は若い頃の方が俊敏に見えるかというと違った…?!

むしろ、勝新座頭市の代名詞とも言える(舞うような殺陣)は後年、太ってヒゲも伸びた頃の方が鮮やかだ…芝居って深いなぁ💦

"仁義なき戦いシリーズ"で憎らしい存在感を示し続けた山守組長役を好演した金子信雄はここでも小憎らしい敵役・・・やっぱりアノ声はイラッとするわ〜😅💦
チェケ

チェケの感想・評価

4.0
赤んぼと座頭市の珍道中はドラマ版でもあった気がする。座頭集団が市と連帯感を感じているのが人情。
かつた

かつたの感想・評価

3.9
育児旅。劇中の子守唄のシーンの空気感じとかが良い。和尚さんが諭すところも。
R

Rの感想・評価

3.7
座頭集団の使い方の巧妙さに感嘆。

奥さんと子供はどうされたのですか
と尋ねられたら答える術のない市が彼らを無視する時の表情に、この物語の非情さが収斂されている。
赤ん坊との旅が、なんとも微笑ましかった。最後の戦いで、火で攻められて、座頭市の着物のも燃え移り、ハラハラさせられた。
街道に転がる牛糞を避ける座頭市の歩みのアップでスタートするが、今回座頭市は人様の子供のおしめを替えなければならなくなる。
自分の身代わりになって殺された女が胸に抱きかかえていた赤ん坊。責任を感じた市は、その子を父親の元へ送り届けることにするというストーリーだ。シリーズ第8作目にして座頭市があまりにも強いことに困った作り手は、彼に赤ん坊を守りながら戦わなければならないという物語上のハンディを与えることで、アクションの切迫感を維持することにしたようだ。実は『子連れ狼』の原作より5年以上も前の映画である。
道中一緒になる女スリとともに赤ん坊を父親に届けようとするのだが、泣かれるのが嫌だから義務的にあやす男と、面倒をみるうちに母性に目覚めていく女といった具合に、男女で子供への情の持ち方が違うことがよく描けていたと思う。どちらもずっと赤ん坊の面倒をみていて気が寄らないわけはなく、市と女との疑似夫婦的なやり取りがどんどん情緒的になっていくが、勝新の居合いをみせるアクションは一級品。セットをフルに活用したワンカット長回しの殺陣など激しい暴力に満ちた挑戦的な一作となっていた。
ラストでは弱点の松明で追い詰められるが、めくらを補ってあまりあるほどにフィジカルが強いのでなんとかなる。
シリーズ八作目。ベタではあるが冒頭の流れが非常に見事で一気に引き込まれる。不幸な事故から赤子を引き連れて旅へ出ることになる市。めくらでヤクザで流れ者の彼が赤子の世話を通して世間一般の幸せを体験する。その描写の端々から幸福が滲み出ていて、観ているこっちもなんだか嬉しくなってしまう。おしめで時間の経過をさらっと示してしまうのもハイセンス。が、もちろん後味の良い顛末を迎えるはずもなく…。とても面白かった。
赤ん坊の子守をしながら戦わなきゃいけなくなった市
寺のシーンが悲しい、金子信雄さすが

アイスブレイクのジェイソンステイサム思い出した
seishirow

seishirowの感想・評価

4.3
始まって早々にゴロツキ共がメクラの集団に向かって「そこに一列に並べっ!」というので凄いと思った。

市は行く先でのとある悲劇によって、やむなく赤ちゃんと旅する事になる。世話しているうちにすっかり情の移った赤ちゃんへの、市のデレデレっぷりが見所。一方、自分が洗ったオシメをすっかり小姑になった市に洗い直されたりして機嫌を損ねるヒロイン(高千穂ひづるさんという現代的な顔付きの女優)はとても可愛い。
この二人の赤ちゃんに対する想いが泣かせます。
くずみ

くずみの感想・評価

4.0
シリーズ充実を感じさせる一作。
スムーズな導入部を経て、ヤクザな稼業と無垢な子供が対比される。素直じゃない高千穂ひづる、期待通りの動きを見せる金子信雄など、ベタな展開が心地よい。子守を見つめる市を様々な方向からとらえたショットがいい。座頭集団のおかしみと切なさ。
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