このレビューはネタバレを含みます
わざとらしく映される看板とは対照的な砂丘。明らかに大量消費社会になにか言いたいことありげな感じ。最終的にその象徴みたいなモダンなハウスを丸ごと爆破する。商品から意味を排して青空に浮かぶカラフルな物体としてスクリーンを彩らせていた。こんなネチネチした爆破シーンあんま見ないな。
主人公とダリア、60年代の若者だし果てはヒッピーか?と思ったが、それよりアダムとイブのようなより原始的なイメージを感じる。ダリアが車中でリンゴ丸かじりするシーンもあったけど。砂と同化してて、なんか自然に還ろうとしてるように見えた。
誰の目的もよく分からなかったけどまあそんなもんか〜