じゃいろ

チェンジリングのじゃいろのレビュー・感想・評価

チェンジリング(1979年製作の映画)
3.8
大きな音や大仰な恐怖演出がなくても人を怖がらせることができることを実証した名作
新しく住んだ家が怪異に襲われ、過去に起きた出来事を掘り下げるプロットはやっぱり面白い チェンジリングの偉い所は本当に怖い所
前半から中盤は失意のどん底の主人公が怪異に襲われる部分だが、このシーンもショックな演出はほぼなく(風呂場で水死体が見える場面はややショックな演出ではあるが)ジャンプスケアを使わずとも恐怖させられるのは流石

後半からはサスペンス的な含みも強くなり、そこもクオリティが高い
個人的に気に入ってるのは主人公が怪異に対してあまり怯えていないところ
とことん主人公は怪異をどうにかすることに集中し、無駄な動きがないのはホラーには珍しくストレスフリーで見られる
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