ゾンビ映画の金字塔「ゾンビ」の原題が「Down of the dead」で、その名を冠したリメイク作。
導入部分から俯瞰で見せる不穏な空気。開始数分で始まるパニックを俯瞰で映し、観る者を恐怖に突き落とす。
オリジナルに比べると無駄なシーンを省いたおかげでテンポが良くなった分、若干モブ化したその他キャラが多くなってしまった事や、人間同士の物資の醜い奪い合いが無くなって人間ドラマ的には少し物足りない。
それでも全速力ゾンビに変更したことで緊張感が増し、現代風にアレンジした脱出劇などは見応えがある。
エンドロールでは今年ノットフェスで久々に来日するDisturbedの曲がカッコいい。そして合間に流れるPOV風の映像が絶望感を煽る。
オリジナル版未見でも楽しめるけど、トム・サヴィーニやケン・フォーリーなどがカメオ出演してるので、観てるとテンション上がる。
