じゅん16g

ドーン・オブ・ザ・デッドのじゅん16gのレビュー・感想・評価

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)
4.0
ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』のリメイク作品。

今作はロメロ版と違い、ゾンビが全力疾走で走ってくる。最近のゾンビものでは主流ですね。

原作とほぼ同じ流れで、異変→逃走→籠城→脱出→ラストとなるわけだけど、原作と違い事前に脱出の準備をしているあたりがポイント高い。アルミ材などでバスを補強・改造しているシーンとかには胸熱!さらには無駄に攻撃的なペイントしてるあたりも好きだ(笑)

わりとキャラクターの個性も強烈なので、感情移入しやすい。最初は嫌な奴だなって思ってた奴も最後には…くぅ、泣けるぜ…。

ゾンビ映画最大のテーマである、ラストをどうするか。答えは出ないが、今作のラストが最高の終わり方の一つなのは間違いない。