りょーこ

パウダーのりょーこのレビュー・感想・評価

パウダー(1995年製作の映画)
3.2
『ジーパーズ・クリーパーズ』シリーズ監督による、まさかのファンタジー映画

アルビノと超能力を組み合わせた、差別良くない!系青春映画でもある。

のだが………うーむ。。。

とりあえず、主人公が『処刑人』になる前のショーン・パトリック・フラナリーで、滅茶苦茶上手かった!



雷に打たれて死亡した母から産まれた"パウダー"ことジェレミー(ショーン・パトリック・フラナリー)。

身体全体に色素が無く、体毛も無い。
IQは人類史上イチだが、なんか超能力みたいなのもある。

ある日、育ててくれた祖父が亡くなり、急遽施設へと送られることに。

同級生からも住人からも白い眼で見られるジェレミー。

さらに電気を操ることで、周囲からさらに孤立していき……



科学教師で、彼の能力に興味津々なのはジェフ・ゴールドブラム!
相変わらずシャツはだけさせてるので、エロスが全開で悶々です♪

町の保安官には渋イケオジ代表ランス・ヘンリクセン。

で、ショーンです☆
処刑人のイケメン以外は、ここのところ駄作連発w
だけど昔はこんなにも素晴らしいキャラ貰えてたんじゃーん!!!
仕事を選ぼうよ、今も(笑)

そんなジェレミー、祖父の死によって、初めて外界に出るのですが……

いや、いきなり施設に突っ込むってどうなの?
しばらく発見者とかが保護するとかないのかい!

なので、もちろんイジメ発生。
なんなら殺されそうにもなる。

大人は大人で、善意なのかアホなのか、彼の能力を利用するばかり。

そんなわけで、ジェレミーの人生を周囲が引っかき回しただけの作品に思えました。

もちろん色んな事情があるのだけれど、そこはきちんと描かれず。
イジメた奴等も反省とか変化とかは無し。

鑑賞中、ひたすらジェレミーが可哀想になるのでした。
描きたいことは分かるのですが、ちょっとこれだと伝わってこないのは残念。

ショーンの演技や、農場や空の美しさは素晴らしかったです☆
りょーこ

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