『ジーパーズ・クリーパーズ』シリーズ監督による、まさかのファンタジー映画
アルビノと超能力を組み合わせた、差別良くない!系青春映画でもある。
のだが………うーむ。。。
とりあえず、主人公が『処刑人』になる前のショーン・パトリック・フラナリーで、滅茶苦茶上手かった!
雷に打たれて死亡した母から産まれた"パウダー"ことジェレミー(ショーン・パトリック・フラナリー)。
身体全体に色素が無く、体毛も無い。
IQは人類史上イチだが、なんか超能力みたいなのもある。
ある日、育ててくれた祖父が亡くなり、急遽施設へと送られることに。
同級生からも住人からも白い眼で見られるジェレミー。
さらに電気を操ることで、周囲からさらに孤立していき……
科学教師で、彼の能力に興味津々なのはジェフ・ゴールドブラム!
相変わらずシャツはだけさせてるので、エロスが全開で悶々です♪
町の保安官には渋イケオジ代表ランス・ヘンリクセン。
で、ショーンです☆
処刑人のイケメン以外は、ここのところ駄作連発w
だけど昔はこんなにも素晴らしいキャラ貰えてたんじゃーん!!!
仕事を選ぼうよ、今も(笑)
そんなジェレミー、祖父の死によって、初めて外界に出るのですが……
いや、いきなり施設に突っ込むってどうなの?
しばらく発見者とかが保護するとかないのかい!
なので、もちろんイジメ発生。
なんなら殺されそうにもなる。
大人は大人で、善意なのかアホなのか、彼の能力を利用するばかり。
そんなわけで、ジェレミーの人生を周囲が引っかき回しただけの作品に思えました。
もちろん色んな事情があるのだけれど、そこはきちんと描かれず。
イジメた奴等も反省とか変化とかは無し。
鑑賞中、ひたすらジェレミーが可哀想になるのでした。
描きたいことは分かるのですが、ちょっとこれだと伝わってこないのは残念。
ショーンの演技や、農場や空の美しさは素晴らしかったです☆