いやいや本当に何が起こったんだよ…？
怖いですねぇぇぇ…
人間の執念、嫉妬、そしてアル中…🍻
1962年なので、今から60年前の映画ですね。この時期に僕くらいの歳だった方は今80代…そう考えると古い作品です。
しかし、最近流行ってるような変な犯罪者が出てくるだけで「サイコスリラー」を騙ってる作品なんかより、よっぽど狂っていて、且つ人間らしく、生々しい怖さがこの映画にはありました。
話的にはビリー•ワイルダーの『サンセット大通り』、最近の作品だと『アーティスト』とか、そういう感じ。
子役時代の人気から転落した女優が、姉の人気を不条理に恨む話です。
が、何せ気色悪すぎるシチュエーションと質感が吐き気を誘います…
ジェーンのような強気な姿勢も、やはり過ぎたるは及ばざるが如しってやつですよね。
何事についても何か一つの事に頼りすぎるのは禁物。自分の肝にもよくよく銘じねばいけないとなんだか気の引き締まる気分にさせられました。
時系列含む話の展開力や、スタッフクレジット挿入位置の絶妙さ、少ない説明からでも伝わる人物関係と心情描写、それを支える台詞の巧妙さ。
あとは音にも相当のこだわりが見えます。大きな音はかなり強調されるように工夫がなされていました。ビクってなりますね💦
どこを取っても素晴らしい作品だったと思います！個人的には高評価です。
まだまだ60年代の映画については勉強不足なので、オススメあれば是非教えてください笑笑
