もん

グッドフェローズのもんのレビュー・感想・評価

グッドフェローズ(1990年製作の映画)
3.6
けっこうな血まみれシーンあるにも関わらず、マフィア集団いいじゃんって謎に憧れてしまうほどに、主人公ヘンリー(レイ・リオッタ)の仕事できる動きと絶妙なマフィアファッションと長いまつげが魅力的。
あと連れてる女がきれいすぎて、勝者感でてる。

トミー(ジョー・ペシ)がほんと簡単に人殺しすぎててひくわと思い始めたとこくらいから物語も降下してきて、あれよあれよでやっぱマフィアなんてなるもんじゃないね、ですよね。で終わる。
※アカデミー賞助演男優賞とったのね、超納得

もとは勝ち気でキュートなトロフィーワイフ扱いされてたカレンが後半は自ら軽蔑してた「ザ・マフィアの嫁」になっていくのが可哀想すぎた。ヘンリーが夜帰らないし外に女作るのが悪いのに。男って勝手ね的な。仕事人間ってこうよね、的な。

あれ、そういえばロバートデニーロの感想が出てこないぞ、な感じの今回の存在感。ロバートデニーロにしては役どころが「普通の人」だった説(というかアイリッシュマフィアの時点であと了解、な感じ)
旧知の仲間を殺すと決めた瞬間のサービスカットは超かっこよかった。なにあれ。

マフィアのなり方、しきたり、可愛がってくれる先輩、一人前の仕事、仲間、派手な金まわり、派手な女関係、集団に流れる武闘派で独特な一体感…
マフィア組織がどうしても前いた部署に見えてしょうがなかった(いい意味で)

やはり<悪いものには求心力がある>説。


あとスコセッシの金に女にな成り上がり節、ウルフオブ〜とも通じてやっぱり大好き。
もん

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