もん

怒りの葡萄のもんのレビュー・感想・評価

怒りの葡萄(1940年製作の映画)
3.6
歴史の、
というかアメリカカルチャーのルーツについての勉強になりました。

・インターステラーに当たり前に出てくる砂嵐(鑑賞当時はいうて砂嵐でしょ〜?と。深刻具合がわからなかった)
・荒野を転がる干し草の正体
・ルート66の重み
・「カリフォルニア」 の意味合い(EAGLESのHOTEL Californiaの怪しくて魅力的な蜃気楼の雰囲気)

全ては理解していないけど
感じるものは増えました。


何気にラストガソリンスタンドのシーンが胸にきた。
「人間あそこまで惨めになれるのか」
「あれで必死なんだろう」
物語も終盤で善良な家族の内情を分かりきっていただけに、
客観的な目線がつらかった。
もん

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