五人ライダー対キングダークのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダーシリーズの第3作である特撮テレビドラマ『仮面ライダーX』の劇場版シリーズ第2作である本作は劇場版オリジナル作品となっていて、東京中の水を枯渇することを目論む、暗黒組織「GOD」の新幹部キングダークが率いる五怪人の計画を阻止すべく、仮面ライダーXをはじめとした5人のライダーが奮闘する姿を追ったものとなっていて、亡くなったはずのライダーマンが復活していることや、Xの戦闘データを基に作られた怪人コウモリフランケンによって蘇った怪人が大勢登場。5人のライダーたちの変身シーンも映し出され、単純に面白いことには面白いです。ただ、終盤の戦闘シーンがあまりパッとしないのと、今作の敵である怪人コウモリフランケンがXの戦闘データを基に作られたという設定は良いのだが、細かいところを言えば、大した戦闘をしていないXのデータを基にしていた点はやはり気になるところで、アクションのグダグダ感は否めないかと。74年製作の作品なのでこれはこれで"安定"なのだろうが、もう少し何かが欲しかった。悪くはない作品なんですけどね。