あめみや

ヒミズのあめみやのレビュー・感想・評価

ヒミズ(2011年製作の映画)
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人間の醜いところの全てを見せられた感じ。映画ってときに嫌なものだなって初めて思った。これが現実だったら、いや、私が知らないだけで現実にもこの主人公のような人間は存在してしまうのだと思うけど、映画だからこそ余りにも悲しくて余りにも残酷で、終盤にかけて涙が止まらなかった。

2時間とちょっとある作品だけど、食い入るように主人公を追いかけてた。ら、終わった。

主役おふたりの演技は迫力もの。二階堂ふみちゃんはどのカットも画になるなー。アジア人顔だからこれからハリウッド作の出演とかあるかもね。そしていつも比較的穏やかな役柄の光石さんが悪役というのが私にとっては新鮮でした。
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