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ヒミズのりのネタバレレビュー・内容・結末

ヒミズ(2011年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

自分を見つけるまで生き延びる

ここからは妄想

1
アピールする二階堂ふみ(キャラ名覚えてなくてすいません)は染谷に親事情を話していない。警察に殺したこと言った的なことを言っていたが、それが事実だとしたら警察は適当にあしらったのか、なんなのかわからないが理にかなっていない行動である。
もし、そこで自分の親のことを話したのだとすればその問題は解決されたと言えるかもしれないし、どうなったのかのモヤモヤが消える。

2
同じ泥棒を殺し、借金返してくれた人は明らかに罪悪感などに耐えれるタイプの人間ではなかったように見える。
あの染谷が父を殺した日、大人たちはそれを察したように見えたし、二階堂が遺体を見つけたときに、その周りの大人の人が見てないとは思えないし、更に自殺の心配までしていたように思う。
それだと子供の未来のためにら父を殺した罪まで被ったとは考えられないか、自分を生きろという言葉を残し…
借金まで返したのだ、動機は十分だ

それだと、そのあと染谷&二階堂はどうなるのか。
ちゃんとチラシをくばって売上をあげていたように見えるボート屋。大人の言葉通り、2人でもやっていけそうだ。

総論
これは二階堂が起こした、染谷へのアピール物語なのではないか。
弱っているところを見つけ、そこにオシャレで女が強調されたような格好でつけ込み最終2人で愛を育んだように見えた、そういう話に今は見えている。

子供を作ることが幸せとか言ってたが、それはまた同じことを繰り返すんじゃないかと思ったりもした…

他にもヤクザあいついいこと言っといて子供に自殺させようとするゴミクズ野郎じゃんとか色々思ったが、とりあえずめっちゃ良かった。

俺みたいな目のやつに溢れてて、なんか恥ずかしくなった…

自分なんかそうそうわかるもんじゃないよね。


り