大好きなアレン作をまた観る
ダニー・ローズは売れない芸人を
抱えるマネージャー
早口でまくし立てるこの男を演じる
のはもちろんアレンです
そのダニーが主役のようでそうでも
ないのがこの作品のミソで好きなのも
そこだったりする
ダニーの古い友人たちが集まり彼の
思い出話を
「取って置きの話を聞かせるぜ!」みたいに
とある誤解から命まで狙われ女性と
逃げ回るダニーのドタバタぶりは昔話
として語られる
哀愁もアリのダニーの話もとても良いけど
さらに良いのは友人たちの集まり
この友人たち、コメディアン、俳優らが
本人として出演そているようです
おそらくアレンが子供の頃に夢中で
見た人たちで、彼らへ、ショービジネス界へ
のリスペクトと愛情を強く感じる
本当の主役はダニーの友人たちではないの
かなと思うわけです