エリオット

風たちの午後のエリオットのレビュー・感想・評価

風たちの午後(1980年製作の映画)
4.5
純粋な愛は狂気と同義であることを描く映画は数あれど、これほど映画という媒体はそういう「愛」をを描くためにあるんだよと迫ってくる作品はなかなかないと思う。

モノクロからカラーに変わる瞬間の衝撃、あえてセリフより優先している水道の水音をはじめとする周りの環境音の演出など、本作はめちゃくちゃ「映画」だった。

HPでの監督のコメントを読んでからの鑑賞だったが劇場で見たらさらに何割か増しだったのは間違いないので機会があれば必ず劇場で再見したい。
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