荒野の森くま

神変美女桜の荒野の森くまのレビュー・感想・評価

神変美女桜(1956年製作の映画)
3.7
凄腕浪人(東千代之介)が五万石の小藩のお家騒動に巻き込まれるの巻。

藩の重役(進藤英太郎)と側室が出来ていて側室の息子を次期藩主にするため嫡男の命を狙うパターン。

命の危機を感じた嫡男は娘に化けて(長谷川裕見子が演じて後半の若武者ぶりに瞠目)身を隠しているのを千代之介が助けるが、
進藤の部下の阿部九州男らが大勢で長屋に乗り込んで来たとき、長屋に住人全員が協力して撃退するシーンでSTAR WARSのイウォーク族みたいだなと思った。

大団円でみんなで祭りみたく踊るシーンで千代之介も輪に入って踊るが千代之介の手の振り足の運び方がユーモラスでいつまでも見ていたい幸せな気分になります。

1956年12月11日公開 モノクロ