荒野の森くま

父ちゃんのポーが聞こえるの荒野の森くまのレビュー・感想・評価

父ちゃんのポーが聞こえる(1971年製作の映画)
3.0
小学生の頃、体育館で授業のいっかんとして巡回映画で見たなかで最良の作品。

これで小林桂樹の名前を覚えたし、吉沢京子は全盛期でかわいいわで懐かしかった。

司葉子が出演してて(記憶になかった)ビックリしたが
乳飲み子を抱えた司葉子に、病床の吉沢京子が感染る病気じゃないからベッドに座ったらと言われたときの凍りついたような表情が特にキレイだった。もちろんベッドに座ることはなかった。

↑では小林桂樹の後妻で吉沢京子の継母役の司葉子が冷たい人との印象を持つかもしれませんがこの映画ではたいへん良い人として描かれています。
ただ治らない難しい病気に対する偏見は司葉子でさえ持っていたのにも二度ビックリしました。