荒野の森くまさんの映画レビュー・感想・評価

荒野の森くま

荒野の森くま

東映時代劇は『用心棒』1961年4月25日公開と『椿三十郎』1962年1月1日公開 以後のほうが傑作が多い

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散り椿(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

岡田准一のキャリアのためにはいい作品。
セリフのお稽古が足らないような気がするのは監督の腕のせいか?
加古隆の音楽が久石譲なみにうるさく感じるのは?

でもクライマックスの神社の大木に見え隠れする敵が
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作を先に読んではいけない、案外サクサクと事案を解決して感じてならないので。

原作は例えるなら「新幹線大爆破」のようにひとつの問題をクリアするとそれを上回る困難が立ち塞がる連続です。

話の進め方は
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八百万石に挑む男(1961年製作の映画)

3.5

八百万石に挑む男、すなわち8代将軍吉宗の御落胤と称して将軍家を乗っ取ろうとした天一坊とその参謀(市川歌右衛門)の話。

守る方も攻める方にも(野心はあるが)悪者や敵役とは描かれてなくそのことが作品を格
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

主人公の職業を星を研究する人にしたり、
劇中歌に山崎まさよしを使用したりで大ヒット監督 新海誠にちょっとだけあやかった作品。

オリジナルも好きだけど本作も侮れないよ

ザ・緊縛(1984年製作の映画)

3.8

「少女木馬責め」の名美の人が主役とか
彼女が雨の夜、中根徹とダンスを踊る時の赤い傘とか
石井隆リスペクト作。

でも後年の杉本彩版の「花と蛇」とお話が似てることが最大の謎。

おれの行く道(1975年製作の映画)

3.5

田中絹代の老後の面倒を看たがったり押し付けあったりとたらい回しにする千葉県成田市を舞台にした裏東京物語。
田中絹代(完全主演)が亡くなる1年9ヵ月前で
西条秀樹デビュー3年4ヵ月後の作品。

アイドル
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ひと夏の体験 青い珊瑚礁(1981年製作の映画)

3.0

寺島まゆみはお獅子みたいなご面相なのに長い時間眺めてられる不思議な女優さんだけど基本はコメディエンヌなのに本作は笑い少なめで残念。
女の情念の塊のような倉吉朝子や有閑マダム女優志摩いづみより青い珊瑚礁
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人妻集団暴行致死事件(1978年製作の映画)

4.5

『サード』(テニス部役)と本作という1978年を代表する作品に出演した志方亜紀子が全然話題にならない理由。
顔が幼くセクシーじゃない。

セックスシーンが綺麗じゃない。

その後も女優として華々しく活
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極道VS不良番長(1974年製作の映画)

3.0

おい極道!われー舐めとんのか岐阜を舞台にしたなら金華山のひとつも岐阜城のひとつも写さんかい。

それから不良番長よ梅宮辰夫が乗るバイクのスロットル音が仮面ライダーのサイクロン号のそれと同じなのはどうゆ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.5

テレビドラマの「モテキ」で満島ひかりが本作のロケ地を聖地巡礼するシーンがとてもよかったけど本編はもっとよい。
ナズナ=あんなにエロい小学生を前にしたら同学年の花火が丸いの平べったいのと言ってる少年では
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紫右京之介 逆一文字斬り(1964年製作の映画)

4.0

前作『紫右京之介巡察記』の後編にして復讐編。
前作で敵方の忍者を演じたイケメン時代の曽根晴美を子供扱いにする隻腕の敵用心棒の内田良平が好演。東映時代劇に彼が出演すると作品が締まるね。
ラストにシリーズ
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右京之介巡察記(1963年製作の映画)

3.0

続編の『紫右京之介逆一文字斬り』と合わせて1本の映画のため中途半端に終わるのが惜しい。

女優陣(ちょっとしかでない千原しのぶ以外)魅力に欠けるのが惜しい。

正義感が強く生真面目なため巡察使仲間には
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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

3.5

「前略おふくろ様」や「大都会」の再放送で倉本フリークだった頃に見たのでキネ旬の読者投票で1位にして送った覚えがあるが再見するとそれほどじゃない。ただこの頃の竹下景子は可愛い。
各社1本立大作風の映画を
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あやめ笠 喧嘩街道(1960年製作の映画)

4.3

第2東映で一流監督が2流キャストでつくった飛びっ切りな股旅もの。
やっぱりローアングルの股抜きカットが劇画みたいで素晴らしい。

ねらわれた学園 制服を襲う(1986年製作の映画)

4.0

ヨーヨーのかわりにけん玉を武器に全編 南野陽子のスケバン刑事リスペクトの爆笑ピンク。
『痴漢電車 気分は絶頂』では申し訳なさそうに(ピンサロの有線)「時をかける少女」を流していた渡辺元嗣監督がここでは
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銀魂(2017年製作の映画)

2.5

冒頭の1000年にひとりパロが一番笑えたお金をかけた月曜ドラマランドのような和風活劇。

堂本剛の演技を見て『幕末青春グラフィティRonin坂本竜馬』で高杉晋作を演じた吉田拓郎リスペクトを感じ好感。
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恋風道中(1957年製作の映画)

4.2

松田定次が『鳳城の花嫁』と同じ年に撮った明朗時代劇の傑作だがなぜか埋もれているのが惜しい。
中村錦之助と田中春男の道中師コンビが旅の途中で助けた大店の娘の長谷川裕見子とその女中の大川恵子とケンカしなが
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震える舌(1980年製作の映画)

3.8

注射シーンとか見ると俳優のクセに注射打ってるんじゃないよ!今回は失敗するんじゃないかと毎回スクリーンから目をそらすぼくだから目をそらすシーン多し。
劇伴がないところの不安感がハンパないサスペンス映画の
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマンAのヤプール人みたいな宇宙人はアボットとコステロじゃなくてアボットとバニラであってほしかった。
あと中国に忖度しすぎのような・・・

姿三四郎(1977年製作の映画)

5.0

黒澤『姿三四郎』では役名を小夜に改悪されてたがこの喜八版は富田常雄の原作通りの乙美で安心。しかも秋吉久美子が可憐に演じていて撮影が木村大作なためか谷川岳を和装で太腿チラしながら登らされる神展開に爆笑・>>続きを読む

微熱少年(1987年製作の映画)

2.5

洋楽の懐かしポップスがラジオから流れてきたり出演者が演奏したりで、レベッカや聖子ちゃんが挿入歌だったりのJポップの大物作詞家監督作で女の子にモテたいためバンド始めました映画。

全体的にオシャレな雰囲
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無限の住人(2017年製作の映画)

4.0

杉咲花と市原隼人の「まんじ」というイントネーションが江戸っ子らしからぬ響きで気になるも丹下左膳の現代解釈血糊ドバッっ版ぽく面白い、ただ笑いの要素不足。
ヒットしてないようだがジャニーさんが怒って封印す
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飛ぶ夢をしばらく見ない(1990年製作の映画)

3.7

原作は山田太一のドラマ化に適さない題材の小説。
67歳という設定の石田えりが40代20代10代と段々に若返りその秘密を知る細川俊之がその驚異の肉体に溺れる“世にも奇妙な物語”的セックスファンタジー。
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藍より青く(1973年製作の映画)

2.8

山田太一ドラマも映画版ともなると頑固な校長先生(三國連太郎)の娘(松坂慶子)と漁師の網元(佐野浅夫・赤木春恵)の息子による劣化版ロミオとジュリエットにしかみえない。

ゼフィレッリとちがって松坂慶子を
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

5.0

ジャングルを彷徨う兵隊さんと民間人、救いの神が宿敵だと思い込む頭のかたい隊長。コレでは勝てませんね。
昭和ゴジラはプロレスと揶揄されたけど怪獣映画も大きく括るとやっぱりホラーなんだと納得。

ジャング
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ザ・マニア 快感生体実験(1986年製作の映画)

3.0

木築沙絵子は箱の中に入るぼど小っちゃボディ(引きだと松野明美みたい)だが艶技はエロい。

ロマンXの過去鑑賞作は女優のアクメ声よりバイブ音や浣腸ブリブリ音や遠隔ローターウィーン音の方が強く見終わった後
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杏っ子(1958年製作の映画)

4.0

本作のクズっぷりを見て内田吐夢は『宮本武蔵』の又八を木村功にオファーしたんじゃないかと本気で思う。

アル中で中二病の木村功と夫婦になった作家先生(山村聡)のお嬢さん香川京子との間に破滅的結末がくるん
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今年の恋(1962年製作の映画)

4.1

弟の成績が落ちたのは友達が悪いからと勘繰る姉(岡田茉莉子)とやっぱり弟(田村正和)の様子が変なのは友達のせいと婆や(東山千栄子)から訊かされている兄(吉田輝雄)がケンカしながら好き同士になるラブコメ。>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

川村元気って小説も書いてたけど漫画も描いてたんだ「企画プロデュース」って題の・・・えっえっ・・・このエンドロール変わっててテンションあがるなあ。。

CS再放送中の「重版出来!」が超面白く今日明日と放
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仇討崇禅寺馬場(1957年製作の映画)

3.5

御前試合で負け妻(風見章子)に罵られた武士(大友柳太朗)が真剣でその相手を討ち果たし仇持ちになり、荒くれ者集団の頭の家に身を寄せたがその娘(千原しのぶ)に惚れられいざ崇弾寺馬場で正々堂々の対決の場に千>>続きを読む

スキャナー 記憶のカケラをよむ男(2016年製作の映画)

3.5

ふた昔前のオカルト番組は弟子に憑依させてイタコ芸を披露する(「貞子vs伽揶子」)ものが主流だったが今世紀にはいって残留思念を頼りに行方不明者を捜すモノにとって代わった残留思念捜査官はアメリカでは事件解>>続きを読む

広島仁義 人質奪回作戦(1976年製作の映画)

2.7

見るべきは松方や室田や拓ボンや西田良(代表作かも)たちの死にざまと妙に明るくしゃぶセックスする片桐竜次のシークエンス。小林旭はもったい付けてるだけで重い。

広島ヤクザは原爆で一家全滅した人の土地を勝
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転校生(1982年製作の映画)

5.0

言わずと知れた尾道の夏を切りとった傑作。
ラストシーンを撮影した大林千茱萸は天才!ワンテイクだったんだろうか。
近年の大林映画のように劇判がうるさくないのも良い。
中学生にあって親の存在が大きいのも良
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・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・(1988年製作の映画)

3.9

相米慎二のチーフだった榎戸耕史のデビュー作で三浦友和、鶴見辰吾、河合美智子、寺田農、木之元亮、速水典子ら相米映画ゆかりの俳優が御祝儀出演するが相米が死んだ現在見るとオマージュ映画にみえる。

脚本に丸
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月の夜 星の朝(1984年製作の映画)

3.6

本作の原作者は岐阜市出身の同い年で本名をマスダといったがそれじゃあピンクレディーになっちゃうからペンネームを本田恵子にした、当時のクラスメートに聞いた話しだがたぶん本当だろう。

主演の青田浩子はヘル
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天保遊侠伝 代官所破り(1965年製作の映画)

2.8

約2年間続いた大川橋蔵マイブームも終焉の時が来たようだ。
『若様やくざ 江戸っ子天狗』と『大勝負』も見たけどのれなかったのでレビューあげてないし。

笹川繁蔵(大川橋蔵)と飯岡助五郎(遠藤辰雄)の対決
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