何故殺しあうのか
登場人物の一人がこう話す場面がある。「故郷に帰るとこう言われる『なぜ戦うのか』と、そして俺はこう答える『英雄になりたいわけじゃない、俺は戦場の友の為に戦うのだ』と」。
主人公を立てず、正義や秩序のない無慈悲な戦場を若者軍兵の目線で描く。敵が撃って来たら撃て、これは規則として出てくるが彼らは撃ってこないと銃を人に向かって撃てないのだ。これがWW２以前を経験していない現代の若者である。登場人物みな死んで英雄になるよりも、生きて帰りたい故郷に帰りたいという強い思いが根底にあり、何故戦うのかを模索しながら銃を構える。
「RPG―！」これだけは言いたなってまう
