シオシオ

ブラックホーク・ダウンのシオシオのレビュー・感想・評価

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)
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米軍の宣伝か?!という感じが全体的に若干気に食わなくも、シリアとかアフガニスタンとか今日この瞬間に武装勢力が蔓延ってて、市民が目の前の利益の為に生きる為に銃を取って人を殺して、敵と味方がぐちゃぐちゃになって国内の対立が泥沼化していく様子とか、歴史は今も繰り返されていると苦しくなる。
つい数年前米国がアフガンから撤退してあっという間にタリバンに制圧されてるのを思い出すと、今回ブラックホークが墜落してアメリカが引いてしまったソマリアも同じで歴史は繰り返すなぁとつくづく。米軍はアメリカの政治の駒であり、駒として総指揮官のアメリカ大統領の命令にただ従う事こそが大義であって、その駒が命令遂行出来ないと、本国の政治を影響してしまう。
国際社会に見捨てられたアフガン市民はどうなるのと思いつつ、米国が世界の警察として機能しなくなっている中トランプがまた大統領になったらますます紛争地域は国際社会(イコールほぼアメリカ)から見捨てられてしまうなぁ、と気持ちが落ち込んでしまう。中国がそういう隙に入り込んで、帝国主義的に介入先を支配すればもしかすると今よりも平和かも、、?なんて思ったりもしてしまうわ。

ともあれ、沖縄で見る米兵は圧倒的にラティーノが多い感覚やけど、本作では米軍は超絶イケメン白人たちで埋め尽くすされており、下半身がぶっ飛ぶ戦闘シーンとかがあってもJosh Hartnettが格好良すぎて、彼の出番の度にイケメン♡と悶絶してしまいました。本当、イケメン。