おばあちゃんと一緒に再鑑賞。
死に対して憧れを持ち、狂言自殺を繰り返す少年･ハロルドと、若干80歳にして奔放不羈な老婦人･モードが、お互いに惹かれ合う話。
小さい頃は何が面白いのか全然分からなくて、「ちょっと異質で、異常な恋愛映画」くらいの感覚で捉えていた。大人になればこの映画の魅力が分かるだろう…とか思っていたけど、今観ても大して感想は変わらなかった。
そもそも主人公の死に対する価値観が全く理解できないので、単純に主人公のことを気持ち悪く思ってしまう。60歳以上年の差の恋愛も、自分にはそういう経験がないので感情移入しづらい。
ただ流石アメリカン・ニューシネマと言ったところで、ラストシーンの余韻はめちゃくちゃ良い。何回観ても感慨深いものがあって、忘れられない。
ちなみにおばあちゃんはこの映画が大好き。
