shinobu

Mのshinobuのレビュー・感想・評価

M(1931年製作の映画)
4.5
フリッツ・ラングの「M」をアマプラで鑑賞。サイコスリラー、ノワールの始祖でもある本作。改めて1931年にこんな凄い映画が撮られてた事実に感嘆する。

ストーリーは幼い少女ばかりを狙った連続殺人事件が発生し、警察が捜査に乗り出すが中々捕まらず、業を煮やした犯罪組織や市民が犯人を探すに事に…。

撮影の技術にもびっくりさせられるが、視聴者を裏切る展開になるとこにもびっくり。本作が公開された2年後にアドルフが首相に任命され、後年ラングは結果アメリカに亡命する事になる。
この辺りのドイツとアートの話をすると長くなるんでこの辺で。
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