ベルリンを舞台に、幼い少女ばかりを狙う連続殺人事件の捜査が遅々として進まない中、街の犯罪者、売春婦や浮浪者たちが手を組み、連続殺人犯を追う姿を描く。
犯罪者たちが犯罪者を追うという構造が秀逸であり…
最小限の台詞と音楽で、ショットの力だけでこれほど物語を表現できるのか。90年以上前の作品に感動できることに驚いた。狂気の演技はまったく古びていない。
終盤の私刑に関するディスカッションは、始祖にし…
とんでもなく恐ろしい映画だった。
第二次世界大戦直前、そしてホロコーストへ突き進んでいく直前のドイツ社会を描いているわけだから、とにかく暗い。
そして、連続殺人犯が世間を騒がせているわけだから、…
アマプラのオススメに出てきて何気なく見始めた。
1930年台の映画だし、白黒だし、ドイツだしどうかなと思ったけど結構面白かったな。
黒澤明の天国と地獄を思い出した。よく出来たミステリー、サスペンスと…
フリッツ・ラング1931年の白黒ドイツ映画。連続子殺しを警察を出し抜いてヤクザや市民が追いつめる。肩にMのマークを残すのは印象的だけどそれほど決定的じゃなかった。それより盲目の風船売りが目撃者って事…
>>続きを読むアマプラでなんか良さげな作品がないかな?と探していた時、偶然見つけたサムネイル
中折れ帽を被った男が後ろを振り返った瞬間、その背中にはMの文字がくっきり
コレ!ファルコ様のジェニーの元ネタや!!
…
カメラを少ししか動かせないだろう時代に迫力があった。監督トーキー初作品だそう。
朗読に無声動画がついているようで見始めは字幕を追うのに忙しかった。
階段と口笛が怖さを増幅。
葉巻の煙でどんどん白くな…