『M』に投稿された感想・評価

ドライヤーを観た時のように、かつて映画が一度完成したことを考える
普段は物語をあまり考えすぎないようにしているのだけど、ドイツ、この警笛のあとにナチスなどが出てくる世界に生きる我々、芸術にできること…

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midored

midoredの感想・評価

4.8

ベルリンで少女連続殺人事件が起きる。不安と疑心暗鬼に満ちた人々は殺人鬼逮捕に奔走するのだが…。

ヒットラーが独裁政権を掌握する2年前の1931年当時のドイツ映画です。まるでタイムマシンのようでもの…

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ywt

ywtの感想・評価

3.0

犯人VS警察VS他町民全員の幼女誘拐連続殺人事件。

1カット1カットがとても決まっている。ヒトラー政権になる二年前の1931年公開のドイツ映画。最近買ったフィンチャー本を読んでいると、その序章にフ…

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かなり前の作品だがとても良い!
むしろ今の時代にあってるような気さえする。
モノクロ、口笛、盲目の風船売り、画面構成など、カッコ良さもあってかなり好き
HAYATO

HAYATOの感想・評価

4.0

2024年142本目
『メトロポリス』などで知られる巨匠・フリッツ・ラングの初のトーキー作品にして、サイコスリラー映画の始祖と称されるドイツの古典的名作
‟M”はドイツ語で殺人者を意味する「Mörd…

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映画の語りにテクニックが最適化されていてすごい。
あと今のインターネットを映画化するとこんな感じ。ザ・インターネット。

フリッツ・ラング、1931年。

監督の初トーキー作品とのこと。

所々、結構長めの無音の時間がある。トーキー初期ということで、どのように音や音楽が使われているかは気になるところ。無音時間がサスペン…

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Rio

Rioの感想・評価

4.4
フリッツ・ラング初のトーキー
光と影、無音と有音の交差がスリルに味付けしてる感じでよかった
殺人者を囲う観念的な殺人者たち、という集団心理を問う構図も完成度高くて唸る

初のフリッツ・ラング
心理描写より情景、状況描写を表面的に語りつつ登場人物の表情等で付随的に伝えてくる

現代のように情報の巨大な塊で勝負できない分、メリハリがついていて、むしろ昔のほうが映画は美し…

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asperin

asperinの感想・評価

4.3

初フリックラング
あまりにも面白すぎる…
連続少女殺人事件の犯人が街に落とした恐怖は混乱を呼び、そんなこんなでマフィアまで犯人を探す始末に。
「M」のビジュアルも良すぎるし、30年代にこんなに構成が…

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