100年近く前の作品とは思えないくらい普通に面白かった。殺人鬼を捕まえるために結集するのがプロ乞食たちという設定もすげー面白い。
最後の落とし方だけ何を狙ってるのか謎だったけど、多分ここらへんは当時…
ドイツで連続少女殺害事件が起こり、承認欲求が高い殺人犯と、なかなか犯人を捕まえることができない警察に痺れを切らした街のギャングたちが立ち上がる。
冒頭、影だけで登場する殺人鬼の描写に心を掴まれる。…
それぞれの視点での「正義」がぶつかり合う映画。
約95年前の作品とは思えないほど、音の使い方やカメラワークが洗練されているわね。
音の静けさがかえって緊張を生み、音楽が張りつめた空気をさらに研ぎ澄ま…
子供殺しを捕まえるため、警察とギャングが躍起になる話。
珍しいのは犯人視点でサスペンス(見つかりそうでヤバい!)をやってるところ。だから犯人に感情移入しちゃって、最後まで本当に犯人なのか疑いながら観…
警察、市民、犯罪者
誰が裁くのか。を問う構図が強く、それぞれの視点で「正義」が議論される。
作中のセリフにもあるように「責任能力のない者を死刑にすることは出来ない。」
100年前でも「人をどう扱う…
少女連続殺人の犯人のシルエット。
盲目の風船売り。
帰ってこない娘を待つ母親。
ショーウィンドウの鏡に写る少女。
警察に群がり、無実の人を犯人だと騒ぎ立て取り囲む市民。
コートの『 M 』
警察を…
フリッツ・ラング監督初のトーキー映画。
約100年前の映画とは思えない程、ショットの構図や照明など、綿密な画造りに驚かされる。
街頭の連続誘拐犯の懸賞金の看板に少女がボールを当てているところにカ…