殺人事件、警察の大捜査、それに迷惑を被る犯罪集団の動き、手がかりと追跡、包囲網、心神喪失による刑回避の是非と私刑、そしてラストの母親たちの嘆き……と実に多くの要素が描かれるスリラー。
犯人探しを楽し…
驚きしかない
100年ほど前から本格的映画が製作され、人権問題まで取り上げているとは凄い。
TVなどの古い映像記録から知るその当時の日本を思い浮かべると、一般市民レベルでの差が相当ある。
軍需産業…
ピーター・ローレの目玉がギョロギョロする映画。
面白いと同時に、ものすごい危険さを感じた。
もし犯罪者が心神喪失者だったらという現代でもセンセーショナルな論争に対し、映画が終わるギリギリまで「私…
ピーター・ローレ変幻自在?特集でシネマヴェーラ渋谷で拝見しました。
濱口竜介監督の本を読んでフリッツ・ラング監督作品をしっかり観るようになったが、彼の重要さをしっかり把握していなかった自分がとって…
幼い少女を狙う連続殺人が起こるも、犯人は中々捕まらず、警察も手を焼いていた。そんな状況に我慢の限界がきた市民は、自分達で犯人を捕まえようと計画を立てる。
子どもから目を離してはならないという教訓に…
トーキー黎明期、まだ映画が何者になれるか模索していた時代に、現代と遜色ない犯罪映画として成立している『M』。
テクニカラー以前、サイレントかつモノクロでの表現が主流だったところからすぐさまここまで…
なかなか良い映画でした。犯人捜索のあたりは真剣に見入ってしまいました。人民裁判なんかは人治主義への警鐘なんだろうか。
殺人鬼役の演技力がとても良かった。
暗黒街のボス役がナチスの国民的俳優となって…