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ロミオとジュリエットののんchanのレビュー・感想・評価

ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)
4.0
過去に映画化された『ロミオとジュリエット』は6作品。
1936年(米)1954年は2本(英、旧ソ連)、1964年(伊)1968年(伊)1996年(米)

古い4作品は知らないけれど、やっぱりこれでしょうね🌟
懐かしくなり、今観るとどうかしら?とレビューのため再鑑賞。

昔観た時、オリヴィア・ハッセー(撮影当時15歳)のあまりの美しさとオーラで息を飲んだけど、やっぱり可愛かった😍
そして、ロミオのレナード・ホワイティング(当時16歳)のなんとまぁ爽やかで端正な顔立ちに脚のラインの真っ直ぐで美しいこと🤩

ちなみに、ロミオ役にザ・ビートルズのポール・マッカートニーに白羽の矢が当たったそうで、まぁ解散当時だから断わられたそうだけど、ロミオが30近いなんてあり得ない💦断ってくれて正解😁


衣装が重厚で素晴らしい✨ドレスはハイウエストで量感がある。
男性のタイツのデザインが独特。大切な部分に別布でアップリケのように守られていて可愛くて、そこに目が行ってしまったわ👀

舞踏会の豪華絢爛さ、ルネサンス絵画を観ているよう🖼️女性が踊る鈴ダンスの可愛らしさ🛎️古典ものは男女共にダンスが楽しみ🎵

60年程前の作品でも古典だと古臭さどころか忠実性を感じて魅入ってしまう。
1996年のバズ・ラーマン版(レオ様とクレア・デインズ)は現代風にしているのに、なぜか言葉だけ古典調で、内容も衣装もペラッペラで比べる対象にはならない💦

あまりにも鮮烈なデビュー(オリヴィアは2作目?)を飾った2人、今作のインパクトが強過ぎたせいか?その後の活躍は伸び悩んでしまったのは残念(【追記】参照)


ニーノ・ロータの名曲と共に🎶

https://youtu.be/Bi6a7qf9tQU?si=rthLpuY4dUTI6Wpg



【追記】
レビュー後にWikiを見て知りました😧以下、転記します。

2022年12月、50年以上前に制作されたこの作品でのヌードシーンが児童虐待に当たるとして、俳優のオリビア・ハッセーとレナード・ホワイティングが、米製作会社パラマウント・ピクチャーズを提訴した。当時、ジュリエット役のハッセーは15歳、ロミオ役のホワイティングは16歳だった。
訴訟時点で70代の2人は、裸の臀部や胸の一部が見える寝室でのシーンは性的搾取であり、児童ポルノ画像配布に当たると主張している。ゼフィレッリ監督からは当初、「実際に裸になることはなく、肌色の下着を着用してもらう」と説明を受けていたが、後に「ヌードなしでは映画が失敗する」と言って説得されたという。
2人は映画公開から50年以上にわたって精神的苦痛を受け、その結果として俳優としての仕事が限定されたとして、数億ドルの損害賠償を請求している。
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