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ONCE ダブリンの街角でのhxhdujsbのネタバレレビュー・内容・結末

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

おそらく誰の作品か伝えられなくても分かってしまうくらい強すぎるジョンカーニー色
そして溢れ出る自主制作映画感
かなり荒めのカメラワークとドキュメンタリーさながらのショットが多いのは、わざとなのだろうか
こういったカメラワークに対して身に覚えがありすぎたこと、あとシーンの調に対しての目的が見えないカメラワークが多くて、悪い意味でドキドキしちゃったね 
Camera operator にカメラマン二人の名と共にJohn Carneyとあったので監督もかなりカメラワークにガンガン指示を出した現場なのかなとか想像したり(この規模の映画では考えにくいが単に人がいなかった説もあるけど)
ジョンカーニーでもこんな時期あったんだな〜て★新米映画監督は勇気をもろたで

まぁそんな感じで節々の技術の荒さは感じつつそれでもなおジョンカーニーでほんとあんた天才で....くるわ〜やっぱり、くるわ〜 
人間が勢いと恋ゆえのなんの確信もない自信のために大海原に出て行ってしまうラストはもうシングストリートそのものであり
というよりもシングストリートがワンスそのものなのかもしれない
ジョンカーニーがずっと描きたい人間ってここにあるんだろうなって

そう考えたらきっとシングストリートのコナーはロンドンでもずっとラフィーナを想って未練たらたらの曲を書き続けるんだろうなってそこまで見えたよ私は(シングストリートのラストは幻想だった場合で話しています 私は妄想説も真実説もどちらも信じてます)

脱線しましたが本当にジョンカーニーが描きたいものは変わっていなくて焦燥と捨身の挑戦に飛び出してしまうその瞬間の人間が描きたいんだろうな 
何も持たない人間の切なくて勇ましくて破滅的な瞬間がめちゃくちゃ好きだ だからこそ幻想がないと生きていけなくて、そのためにロンドンに出るんだ人間は全員
私もロンドンに出よ〜破滅に向かってる人間だし 

あ〜
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