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ONCE ダブリンの街角でのyadokariのレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
3.5
ぱっとしないストリートミュージシャンが女神に出会って花開くっていう感じか。アイルランドの灰色さがいい感じ。今頃なのかな。レコーディングの後に夜明けの海岸にメンバーと遊ぶシーンがいい。疲労と開放感と何かを成し遂げた満足感と。

女性はチェコから来た移民なのかな。KAFKAの店があった。彼女もピアノを弾くので彼の曲に詞を付けて頼まれる。プレーヤーの電池切れで外に買いに行きながら帰りにヘッドフォンをしながら歌うシーン。周りの人はキョトンとして、彼女はその世界に入って歌いながら帰る。また彼女の声がいい。(2014年10月21日(火))

監督のジョン・カーニーの半自伝的作品で『はじまりのうた』『シング・ストリート 未来へのうた』とダブリン音楽映画三部作かな。最初に作られた『ONCE ダブリンの街角で』が一番いいように思った。
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