このレビューはネタバレを含みます
John Carneyの作品、2本目。
「はじまりのうた」が気に入って鑑賞。
この監督は焦らし入れるのが得意な気がする。
人生において誰も避けては通れない困難や苦悩を音楽を通して焦ったく表現してくれる。
”女”がチェコ語でI love youと言ったその言葉を字幕訳しないところにもそんな焦らしを感じた。
だからこそ、彼の作品のエンディングは必ずしもハッピーエンドとは言えないのかもしれない。
ただ、個人的には「はじまりのうた」の方が好きだったかな。なんだろう、あまりにホームビデオ感がありすぎたから?私は映画にはどこか非現実さを求めるところがあるのかも。