このレビューはネタバレを含みます
ダブリンの街角で というタイトル通り、日常の中での2人の恋を描いた作品。クレジットにguy,girlと明記されているところもより一層ダブリンの街の日常の中の出来事だというのを強調している気がします。
2人が劇中で何曲も歌を歌うのですが、それが2人の心情を表していてその歌を中心に物語が進んでいくのがとても面白く感じました。
結局2人の恋は実らず終わってしまうわけですが、作品を通じてすごくリアリティがあり本当にこんな感じのストーリーがどこかの街で起こってるんじゃないか、と思わせるような作品でした。ダブリンの街の空気感やバンド演奏などの描写も素晴らしく、とても全体を通して素晴らしい90分でした。