"古代の太陽神ギルガメッシュが眠る神殿にある秘宝を英国情報部からの依頼で探すことになった泥棒が横取りを企む一派の襲撃や神殿に仕掛けられた罠を切り抜けながら迫ってゆく"というストーリー

1つ前にレビューした『サイゴン野獣刑事』でまんまと流用されたラジコンカーチェイスシーンが見どころのアドベンチャーアクション映画

本作は"1984年に公開されたイタリア製"、言うまでもなく『インディ・ジョーンズ』シリーズに『007』シリーズをブレンドした見事な便乗作品

監督は"アンソニー・M・ドーソン"ことアントニオ・マルゲリーティで、得意のミニチュア技術を随所に盛り込んでいます

前述の通り、カーチェイスシーンではミニチュアカーが画面の中を走り回ります

ただ流石に80年代に60年代レベルの特撮は無理があり、興醒めしそうになるのは否めないです

でもイタリア映画なので無問題

• #80年代イタリア映画の商魂たくましさは恐るべし

アンソニー・Ｍ・ドーソンといえば、史劇、SF,マカロニウェスタン、戦争と何でもありのC級監督。しかし、これほどいい加減なシロモノはなかったし、配給会社も、83年からオクラ状態、88年に名画座でひっそりと2本立て公開した。
新宿ローヤルにて、併映「ハングマン」

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