よーだ育休中

トレマーズのよーだ育休中のレビュー・感想・評価

トレマーズ(1990年製作の映画)
3.0
ネバダ州の小さな町Perfection。周囲を山に囲まれた閉鎖的な土地で、住民や家畜が無残な姿で発見される。高速で地中を移動する盲目の怪物・グラボイドが食糧を求めて迫っていた。


陸の孤島で孤立無縁。一人、また一人と餌食になっていく仲間たち。迫るグロテスクなクリーチャー(しかも3匹!)。絶体絶命のモンスターパニックかと思いきや、意外とコミカル。

モンスターパニックといえば夜襲は鉄板。にも関わらず、夜間に犠牲になったのは郊外に住む老夫婦のみ(だよね?)

主人公たちがモンスターに襲われて岩の上で一晩過ごす事を余儀なくされたシーンでは、(ヒロイン含め)みんなで立ちションする始末!用を済ませたら、はい!翌朝!まじかー!

ホラーとかパニックとか、そんな映画作る気はさらさらなかったんですね。面白いです。

結局"棒高跳びだー!"って岩場から脱出するシーンのBGMが確信犯。緊迫感のかけらもない。


屋上で窮地に追いやられたり、ブルドーザーで行軍したり、岩場で釣りしたり。印象に残るシーンが多め。

中でも死亡フラグびんびんなガンマニア夫婦が英雄王ばりに(武器の貯蔵は十分かー!)滅多撃ちにして1匹仕留めるシーンは胸が熱くなった。シルバーの像撃銃は乖離剣ですねわかります。