面白かった!
どこまでが仕組まれていたのか?!
さりげなく置かれた布石が磁石に引き寄せられるように集まって来るシナリオがお見事!
予約も取れない行列の人気店、戦場さながらの厨房、待たされて文句たらたらの客、人待ちの金融マン、シェフ目当ての辛口グルメ批評家、ゆすりに来たギャング、偶然居合わせる警官夫妻、ウェイトレスやシェフの愛欲と私情・・・などなど一夜のレストランでの群像劇の中で静かにストーリーは進行していく。
イタリア料理と言っても、昔ながらの家庭料理で店を興した父ルイス(ダニー・アイエロ)は、オーソドックスなスタイルの副シェフ ダンカン(カーク・アセヴェド)を支持しており、キュイジーヌ・ヌーベルという新しいスタイルを推し進める息子のシェフ ウード(エドアルド・バレリーニ)に店の主権移譲を渋っている。
一見親子の確執のように見えるのだが・・・
余計な心配だけど、
階下が厨房でその上がダイニングフロアで行き来は狭い階段。
観てるだけで足に来そうで、ウェイターとウェイトレスの動きがめちゃくちゃハード。
こんなレストランでは働きたくない(笑)
パスタ揚げてどうするのかと思えば・・・!
ウードの作る創作イタリア料理を食べてみたい。
監督 ボブ・ジラルディ
キャスト
ダニー・アイエロ(ルイス)
エドアルド・バレリーニ(ウード)
カーク・アセヴェド(ダンカン)
ヴィヴィアン・ウー(ニコーレ)
サマー・フェニックス(マルティ)
マイク・マッグローン(カーメン)
ジョン・コーベット(ケン)
マーク・マーゴリス(フィッツジェラルド)
サンドラ・バーンハード(ジェニファー・フリーリー)