大海

サヨナラの大海のネタバレレビュー・内容・結末

サヨナラ(1957年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

あまり恋愛映画は好みじゃないけどこの作品は凄く良い…!

朝鮮戦争時の日本を舞台に米兵と日本人女優の恋を描いた物語。

この作品の主人公グルーバーと劇団花形スターのハナオギは最初こそ、特にハナオギはグルーバーに対し敵意剥き出しだったが彼の熱心で真っ直ぐなアプローチに徐々に警戒が解けていき、2人は相思相愛となる…。

ありがちと言えばありがちな話しだが戦後10余年にちゃんと日本でロケをして海外が思う変な日本要素も(そんなに)なく、製作陣が日本の文化を尊重して創られたというのが凄いところ。

アカデミー賞に主要部門含む10部門にノミネートし、主要含め4部門授賞した…!

その内の一つ助演女優賞にはミヨシ・ウメキさんが授賞し日本人唯一のオスカー俳優となった!

(ちなみに主要部門で授賞しているのは現時点では彼女一人)

そういった意味でもこの作品が物凄く良くて、後世に語り継がれていくべき作品だと個人的に強く思う…!

また、今の時代だと古いと思われる価値観が出てくるが時代が違うのでそこはあまり気にしないように。
大海

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