歴史の陰に、石川五右衛門あり…!!
の第三弾。今作の舞台は、
秀頼誕生、朝鮮出兵、
秀吉の死、そして徳川の台頭まで。
前作のラストから。
釜茹で寸前で、家康の命を受けた
服部半蔵に救われる五右衛門。
「誰の手も借りぬ。俺のこの手で、
秀吉を殺す…!」
妻子を殺した秀吉に復讐すべく、
暗躍を開始する。
好きにさせておけ、と半蔵に告げる
家康。穏やかな笑顔で、最終的に
美味しい所を全部持っていきます!
☆(笑)
悲劇の関白・秀次や、高台院(ねね)
に囁きかけてそそのかし、内情を
乱していく五右衛門。
秀吉から散々邪険にされてきた
秀次は、ついに謀殺されるのです。
いやぁ…目も当てられん悲惨さですね。
伏見城に潜入、病床の秀吉に対し、
ついに刃を突きつける五右衛門…!
(←『梟の城』と同じ絵面だね)
「ざまぁ見ろ…!
―――ファッハッハッハッ…!!☆」
前二作が、ドッカンバッカンと
派手な戦があったので、今作は
やや落ち着いた印象でした。