主人公のひとりの名前がカオスというのが凄い！

CGに頼っている作品ではあるが声優陣が良いので観れます。

モンスターデザインは韮沢氏。このデザインもなんだか、やたらと懐かしい。

YouTubeで観れるらしい。

確か今は無き銀座シネパトスで鑑賞。当時からしても決してレベルが高い映像では無かったのだから、今見ると尚更作りの荒いアニメに思える。
が…こういうのは記録だから。アニメ制作がデジタルに変わり、試行錯誤が求められた時代の記録。2Dと3Ｄのキャラクターを違和感なく共存させるまでに20年かかったのだ。それまでの長い歴史の中でこういう作品があったことを忘れてはイケナイ。

ヤシロなる大企業が支配する近未来デストピアSF。「ギルステイン」なる怪物に襲われたヒロインだが、ゲリラ化した市民の元に居る人語が話せ意思疎通が出来る「カオス」に救われる。
ゲリラと合流したヒロインはヤシロ研究所の父を救おうとし、ゲリラと行動を共に。
そしてカオスの過去として、人体実験で怪物を作ろうとする企業を告発しようとし、自らも怪物にされてしまったことが判る。
ヤシロの研究所を襲撃し、ギルステイン計画の総責任者を倒してゲリラ側が勝利する…と言う内容だ。

この映画最大のバリューは、ギルステインのデザインが韮沢靖だったことだ。デザインは良いが、デビルマンアモン黙示録などと同じく韮沢キャラは映像化に恵まれない。

映像的にヘッポコなのもまぁ致し方ない。ムサシGUN道などのモンキーパンチ作品で作画崩壊の代名詞だった今は無きACCプロダクションだ。
3Dも2Dも演出も脚本もなんだかボンヤリとした作品だ。

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中学の頃に漫画で全4巻だけど仮面ライダーとかデビルマンみたいな作品。
クリーチャーデザインが有名な人で、造形はカッコいい。
ただ、話は漫画とは違うので微妙。