チーズマン

ふたりの男とひとりの女のチーズマンのレビュー・感想・評価

ふたりの男とひとりの女(2000年製作の映画)
3.4
牛。

ジム・キャリー演じる真面目でお人好しな主人公が、浮気して出てった妻をはじめ住人達からも舐められまくるもお人好しを通したことで行き場のないストレスが悪の人格を生み出します。
そんな中、仕事でとある女性を遠くへ送り届けないとならなくなり1人の女性をめぐり主人公の良い人格と悪い人格がせめぎ合う二重人格コメディなロードムービー。

序盤の悪い人格が覚醒するシーンのスカッとすること。
主人公が真面目で“人の良い”ことを、“都合の良い”と履き違えた住人どもへの仕返しが最高にスカッとします、というかそこがこの映画の白眉だったかもしれません。


お人好しの主人公の背中を見て育った3つ子が浮気相手の子供なのにめちゃくちゃ父親(主人公)思いの良いやつらで最高で、このバランスですがまた良いなあ。

産まれた赤ちゃんが…?ギャグとか、もしかしてバーホーベンが『エルELLE』を撮る前にこの作品観てたらおもろいですね。
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