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捨身の一撃のzoeのレビュー・感想・評価

捨身の一撃(1955年製作の映画)
3.5
西部劇初鑑賞。どれから観たら良いのか全然分からなかったから、Amazon Primeで配信終了が近づいてた本作を鑑賞。なんとなく観始めたから特に期待以上でも以下でもなかった。

コロラドのメディシン・ベンドの町はたった一人の保安官ケイレム・ウェア(ランドルフ・スコット)によって守られている。ある日、劇場経営者であるソーン(ワーナー・アンダーソン)に呼び寄せられた劇団がシカゴからやってきたが、その劇団員の一人は保安官の別居中の妻で歌手のタリー(アンジェラ・ランズベリー)だった。そんな中、保安官は町を自分のものにしようと企む者の手によって命を狙われ始めていた。

アクションや銃撃戦よりも、人間の心情が濃く描かれていた。信念と愛、そして醜い欲望。

登場人物が結構多めで、78分と短い割には物語もしっかりしている。保安官の町とその住民たちを守ろうという強い気持ちも、妻のタリーを心から愛する気持ちもすごく良く伝わってくる。アクションはもうちょっと迫力があれば良いかなという感じ。
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