新作に合わせて未見だった過去作鑑賞。
何よりもクリス・ヘムズワースとトム・ヒドルストンの両俳優が素晴らしいですね。まさに当たり役とはこのことでしょう。初期にこの2人を見出したことが、アベンジャーズ以降のMCU大躍進の理由のひとつでしょう。
とはいえ肝心の映画の出来としては平凡。ヨトゥンヘイムの侵攻、ロキの謀略、ソーのロマンスとシールドの暗躍と、良く言えば盛沢山、悪く言えばごちゃごちゃしてる。それでも散漫な印象を受けないのはケネス・ブラナー監督の手腕か。
この作品はあくまでソーとロキの兄弟の顔見せであり、彼らの活躍やキャラクターの掘り下げは以降のMCU作品で楽しむのがいいんでしょうね。