このレビューはネタバレを含みます
タイトルからして、犬好きな人を泣かしにかかる映画だろうと思い、泣きたかったから観た。
私は警察犬ディーゼルの話とか、子どもを毒蛇から守ったハウスやゼウスの記事を読んだだけで泣けるので、映像なら号泣必至だ。
再生した。
で、めちゃくちゃスキップした。
スキップスキップランランラン♪のスキップではなく、映像を飛ばして観る方のスキップだ。
ちゃんと観ないでレビュー書くなんて、この映画に携わった人や、ファンに失礼だし、食わず嫌いはイカンと思いながらも、
「もう食べられません(泣)」
となったシーンがたくさんあり、半分くらいスキップした。
オムニバス形式だから仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、内容が薄くて、薄さを競う競技かと思った。
最後の『ねぇ、マリモ』に関しては、ゴルゴ13の『黄金の犬』の最後に書かれている文章の実写版みたいだった。
元はイギリスの諺らしいけど、ゴルゴ13の方が好きだな。
【以下ゴルゴ13から引用】
子供が産まれたら子犬を飼うがいい、子犬は子供より早く成長して、子供を守ってくれるだろう。
そして子供が成長すると良き友となる。
青年となり多感な年頃に犬は年老いて、死ぬだろう。
犬は青年に教えるのである、死の悲しみを。