まる

オデッセイのまるのネタバレレビュー・内容・結末

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

NASAの火星探査チーム6人が、嵐の影響で調査を中断して緊急脱出することになったが、事故により1人だけ火星に取り残されてしまった植物学者、ワトニーが主人公の話。

そんなに期待せずに見始めたのに、割と序盤から夢中になるくらい面白かった。

『インターステラー』とかもそうだけど、こういう宇宙モノの映画は、アメリカが抜きん出て面白い。

1人の寂しさに耐えられる人は多いだろうけど、1人で火星(活動拠点の室内)に畑を作り、ジャガイモを育てたり、水を確保したり出来る人は、ほぼいないんじゃなかろうか。

他にも、次々に見舞われるトラブルに、知識をフル活用して自力で対処していく様は、めちゃくちゃカッコ良い。

私は何も知らんし、すぐパワープレイに走るから、より状況を悪化させて死んでるな。

中盤で、ワトニーを救助するために、地球にいるNASAのチームがあれこれ手を尽くす。

映画の中の話とはいえ、「たった1人を助けるために、何千億円もかける必要あるのか?」と思ってしまった自分がいて、ずーっと意識の中に抱えたまま終盤を迎えた。

でも、ワトニーが助かった瞬間、感動している自分がいて、なんか尊いなって思った。

宇宙に自分が行けることはないだろうけど、天才たちが開発してる技術の進歩や、研究成果を見れるのは面白いので、NASAとかJAXAの人たちを尊敬する。
まる

まる