ほな

延安の娘のほなのレビュー・感想・評価

延安の娘(2002年製作の映画)
4.0
「誰か俺の歴史を語ってくれ」(黄玉嶺)
1966年から10年間続いた文化大革命。その中で、毛沢東の下放政策によって全国の都市で暮らす学生たちに農村行きが命じられた。恋愛禁止とされる中でも生まれたのが、主人公の海霞。
海霞の親探しから、下放政策によって青春を奪われた人達の思いも映し出される。
池谷監督の「この映画は、ほっとけばいいのにほっとかない、壮大なおせっかい」という言葉がピッタリ当てはまると思った。
海霞の「ただ自分を気にかけてくれる人が欲しい」が忘れられない。
ほな

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