Jumblesoul

ガラスの中の少女のJumblesoulのレビュー・感想・評価

ガラスの中の少女(1960年製作の映画)
3.5
吉永小百合の初主演作であり、浜田光夫との初共演作。
後の爽やかカップルが、こんな暗くて重いドラマで登場というのも興味深い。ちなみに本業は推理作家の有馬頼義の原作は読了済だが、殆ど印象に残っていない。
同い年の女子高生と職業少年の心中を描いたもので、尺が約1時間という短さのため集中して観れた。今時の感覚では純潔のまま死のうなんて古臭すぎるかもしれないが、60年以上前のティーンの感覚はこんなのもありだったかも。
当時15歳位の吉永の美少女ぶりはCGかと思うほど完璧で、時々見せる寂しそうな表情がたまらない。
良作だが画質が酷く、ぜひリマスターして欲しいものだ。
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